吉本バラ園の想い
昭和47年に創業してから『商売』ではなく地元や人との『つながり』を大切にし3代に渡り受け継がれた技術をもとに様々な種類のバラの生産をしてきました。
そんな吉本バラ園の歴史・想いをご紹介いたします。
吉本バラ園の歴史
昭和47年に吉本バラ園が創業。当時バラがブームになった時代で、天理市内に30軒ほどの生産者がいたがブーム以降は閉業があいつぎ現在は天理市唯一のバラ生産の園となりました。
時代に合わせたシステムや、冷房や暖房や除湿器などで、バラの育つ環境を管理するようになり技術を取り入れて、品種を増やす試行錯誤の過程から、新たなるバラ生産の魅力を見出すことができた。
その努力もあり現在は16種類のバラを管理する奈良県トップのバラ園へ成長することができました。
繋がりを大切に
16年間バラ園を運営しながら、特に大事にしてきたことが地元や人とのつながりです。
13年前から、天理市の農業青年クラブに入り、他の若者農業者と情報を交換したり、子供たち田植えなど地域の方々との交流をかかさず行っております。
『商売』というより『恩返し』や『天理の町が良くなれば』という想いを常に忘れず地域で愛され続けるバラ農園になり続けるよう、これからも繋がりを大切に精進して参ります。
次の世代へ
毎年、自分の田んぼで近所の小学校の5年生たちに田植えを体験してもらっています。
元々は父親が始めた活動ですが、あまり外に出る機会の少なくなった今の世代の子供達が何かを育てる大切さを学べる、この発展した時代だからこそ必要な体験だと確信しております。
こういった活動をすることで、バラ園だけではなく農業なども次の世代の方たちへ途切れることなく受け継がれることを切に願っております。